年末年始でございました
実家へ帰ったり、こっちへ戻ったり、仕事は山積みだったり
忙しいったらありません
うちの実家では、正月にはカニを食べる習慣がありまして
縁起とかしきたりとか、そういう事情では、一切なく
父がカニ好きだから
んで
ティラノも大のカニ好きです
でもって
私を困らせて、神経ぐりぐりするのが生きがいのティラノ
実家から戻った私に
「何食べた?カニ?ひとりだけカニ?カニカニカニ」
と、年始恒例カニ攻撃を仕掛けてきます
常に、意味もなく、両手はチョキです
気まずい事この上ない
そんな、今年も、ちょっと嫌な感じに愛されてるあんもです
あけましておめでとうございます
私の生きがいは、ティラノの力になってあげることです
さて
立派でも厳格でもなんでもなく
どこにでもある普通の貧乏人の子なのですが
年末年始は家族で過ごすもの
という、教育を受けて育った私
実家に帰らねばなりません
が
しかし
だからこそ
年末年始は、私の一番大事な家族であるティラノと過ごしたいわけです
ティラノがこっちへ来て、1年目の年末年始は
一応、基本、実家へ帰ってました
ティラノが風邪を引いたので、様子見に往復したりはしましたが
2年目は、私が少し風邪気味だとい事で
年は一緒に越して、元旦、仕事に向かうティラノと一緒に家を出て帰省
そして、3年目
なんとなく、実家でも、ティラノの存在を許容し始めてるんじゃないか、という感じ
今回は、どうどうと、年越しは、ティラノと一緒にしました
実家の掃除もしなきゃいかんだろう
ということで、30日に実家へ帰って
31日にこっちへ戻ってきて
1日は、一緒に過ごし
2日に仕事のあるティラノと一緒に家を出て、そのまま私は帰省
お互いの幸せと平和のために
そんなふうに、少しずつ、人生のパートナーであることを、理解してもらえたらいいんでないか
ってな、感じです
さてさて
2回目になるふたりの年越しです
正月はティラノが仕事だから
前々から、31日は、休みを取って、ゆっくりしよう、という話をしていたのですが
1日のスタッフが足りなくて、急遽店が休みになったため、連休
ならば
ふたりで、ど派手な
カウントダウンに行こうぜ!と、盛り上がってました
が
年末の鬼の忙しさに、いろんなバタバタに
ちゃんと、計画立てる時間もなく
当日になって、調べてみると、当てにしてた市内のカウントダウンが今年はやってない模様
いろいろ調べても、サクッと参加できそうなカウントダウンは見つけられず
で
、
除夜の鐘にする?
ってなわけで
知恩院が有名らしい
が
もひとつ、ふたりして、テンションあがらず
どうやって行く?
河原町から徒歩15分やて
その15分は、不動産屋が計ったん?
疲れたなぁ
ゆっくりするか?
とはいうものの
初めて、31日午後から1日まるまると、一緒にいれる時間が出来たのだから
せっかくなので、記念になるようなことをしたい
露天がいっぱい出てるとこなら頑張る!
と、ティラノ
ってなわけで
伏見稲荷の初詣へ出発
が
まずは、お腹ぺこぺこなので、河原町で居酒屋へ
普通の居酒屋ですが、おしいしです
たまに、祇園の高級割烹へ連れて行ってもらったりしますが
私達は、このレベルで、結構幸せ
ガツガツ食べました
それが、失敗でした…
店を出ると
腹いっぱいで歩けない…
伏見稲荷は断念するか…
ってなわけで
間近に見える八坂神社へ
露天もいっぱいで、人もいっぱい
しかし、年越しには、まだ早いので、混雑の本番はまだ先
話はちょこちょこ聞いた事のある、八坂神社のおけらまいり
『おけら火』をいただき、その火でお雑煮を作って無病息災を願う、らしい
現物を目にして
おぉぉ、これか!
京都は長いけれど、京都人ではないので、初めて見ました
でもって、露天を見つつ
腹いっぱいで何も食われへんな…
と、歩く、歩く
それでも、露天の中をふたりで、歩くのは、楽しいんですが
と
気づいたら、知恩院の前
着いたやん…
が
凄い人
並んでます
半端ない行列
案内の兄ちゃんは
「今から並んでも、入れるかどうかはわかりません!」
と、言いながら誘導
こりゃ、無理やん…
いや、しかし、初めて見た知恩院は荘厳でした
門しか見てないですけど…
聞くだけでも聞こうか、除夜の鐘
と、思って、露天街をうろうろしていたのですが
ここは、思い切って場所を変えよう
と、向かった先は、壬生寺
地味だけど、有名だし、鐘つかせてくれるらしいし
露天のひとつふたつくらい出てるだろ
こうなると、時間との戦いです
時間との戦いとは、ティラノのおちっことの戦いでもあります
交通規制も始まって、大挙して八坂神社に押しよれる人並みを逆行
「身動きできんこの強烈な人の列に逆行してる私達って、勝ち組や思えへん?」
と、超前向きなティラノ
ただの変わりもんやと思います…
足が痛いというティラノを宥めすかして、先を急ぎ、壬生寺へ
最寄り駅で電車を降りると
閑散…
遅かったか…
むしろ、ここであってるのか、壬生寺
不安が押し寄せます
とりあえず、露天の気配は一切ありません
が
ありました、壬生寺
そこそこ、並んでました
ご近所の人たちが、紅白見てからやってきた、みたいな
が
なかなか、立派な感じ

長い列でしたが、10人ずつくらい、ごーーーんと
無事、順番がまわってきました
鐘ついてる感はありませんでしたが
ティラノとふたりで年を越して、一緒に初めての除夜の鐘
私の拘りたかったポイントです
なんとも、幸せなひと時
帰りみちすがら、ちっさな寺でも、坊さんがひとり、除夜ってました
ちなみに、我が家でも、毎日、朝と夕方に、どこからか鐘がなるので
除夜の鐘が聞けたのかもしれません
が
やっぱり、知恩院の鐘が見れなかったのは、少し残念
大晦日に何時間も並ぶなんて、一生無理かもしれませんが
ティラノも、家に帰ったら後悔してました
「露天で何一つ食べれんかったのだけが、悔しい!」
いい年越しでした
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- 2013/01/05(土) 20:23:39|
- 日常
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