というわけで
コスメ研修のペーパーテスト
野郎君ひとりを残して、一発合格させよう、という大作戦が始まるのですが
それは、ちょっと、根性悪くないか?
と、思われるかもしれません
しかし、悪かないんです
野郎君のテストの邪魔をしたわけではありません
たこらちゃんを合格させるためには
一大プロジェクトを立ち上げなければなりませんでしたが
一般的には、そうそう難しい問題ではないのです
範囲も限られてます
授業を、よぉく聞いておけばいいのです
コスメに疎いから、それだけでは不安だというなら
ちょっぴり、テキストを読み込んでくるなり
ちょっとした努力で、受かるはずなのです
第一、前回、野郎君は以前に受けたテストだから
有利であるのは認めても
丸覚えしたとは認めなかったわけで
これくらいなら、私にだって出来るんだ、と、言って
できないたこらちゃんを、しきりに、責め立てたわけです
普通の神経なら、合格レベルには持ってくるだろう
でなきゃ
言ってる事とやってることが、はちゃめちゃなんです
まあ
はちゃめちゃなんですけど
だからこそ、ティラノも、野郎君は合格しない可能性が高いと踏んで
この大作戦を始めたのですが
それでも、根性悪い、と、思われるかもしれません
だけど、やっぱり、根性は悪くないんです
聖人君子ではないけれど、いい奴です、ティラノ
本人は認めませんが
お人好しと言って、差し支えない
もう、アホじゃなかってくらい、きっぱり、はっきり、お人好しです
そんなティラノが、ここまで野郎君を嫌うには
それなりの、理由があるのです
おそらく、野郎君が、どれ程、出来が悪くても
それが、努力が足りないせいであっても
それだけなら、ティラノは、野郎君を庇っていたと思うのです
卑怯者なのです
まず、嘘をつくのです
しょっちゅう嘘をつく
自分の非を誤魔化すためだけの嘘ならともかく
他人に非をなすりつける
平気で、嘘で人を傷つける
前にも書きましたが、前回の研修中には
他のスタッフ達が、美人のお姉さんの悪口を言ってるとかいう
根も葉もない嘘を、美人のお姉さんにふきこんで
あのときは、どっぶり落ち込んだ美人のお姉さんでした
卑怯と言えば
最終の現金の額かなにかが合わなかった事があったのです
それは、お金に関わる事ですから
社員が、責任を持ってやる事になっているのです
社員の確認印も必要です
それが、野郎君の仕事だったのですが
パートのボーイッシュにやらせたのです
やらせるのはいいとして
最終確認は、野郎君がやらなければなりません
それを怠っているのです
これが、美人のお姉さんなら
そういう大事な事の確認を怠ることはないだろうし
もし、どうしても、忙しすぎて手が回らなかったのであれば
何かあった時は、全て自分の責任として、ハンコを押すはずです
なのに、野郎君
本社から、現金が合わないとのクレームに
平気な顔で
「私は知りません、やったのは、ボーイッシュです」
ボーイッシュの方は、合わないはずはない、ちゃんと確認したし
と、思いながらも、青い顔をして対応してるのです
結局、ちょっとした行き違いで、ボーイッシュにミスは全くなかったのですが
本社から、誰がやろうと、野郎君のハンコが押してあるやろ、と、言われても
「でも、やったのは、ボーイッシュですから、私にはわかりません」
なんで、確認しないんだ、と、言われても
「信用してたので、任せました」
その一件から、さらに、スタッフ達は、野郎君の指示は聞かなくなりました
言う事聞いてたら、どんな目に遭うかわかったもんじゃない、と
で
そんな事が、いろいろ、いろいろ、積み重なって
スタッフから、総スカンの現状に至るわけです
そして、ペーパーテスト大作戦です
ティラノはお人好しですが
気は強いです
どんな時でも戦います
たとえ、たこらちゃんを一発合格させるという
無謀な戦いであっても…
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- 2010/01/26(火) 19:54:38|
- ティラノお仕事劇場
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